アート & カルチャー

母と娘の青森アートな旅日記 Day3-十和田神社と十和田市現代美術館

十和田市現代美術館-母と娘の青森アートな旅日記 Day3-十和田神社
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母と娘の青森アートな旅もあっという間に最終日になりました。この2日間、なんて密度の高い時間をすごしたか。。。日常とは比べ物にならないぐらいにテンポが速く充実した時間です。旅行での非日常の幸せ、特別な事が無くとも穏やかな日常の幸せと共に大切にしたい時間です。

最終日の記録にも是非お付き合いください。

奥入瀬渓流ホテルの朝食はりんごキッチンで

奥入瀬渓流ホテル りんごキッチン 朝ごはん

朝食はビュッフェレストランしか選択肢が無く、りんごキッチンへ。りんごジュースはりんごをそのまま絞っていて濃厚で最高に美味しかったです。この↑最初に取ったりんご尽くしの一皿で満足してしまった私。とはいえ、これではあまりにビュッフェの意味をなさなくて悲しいので、もう一周ぐるっと回って食べたいものをセレクトして持ってきましたよ!

その名の通り、思考を凝らしたりんごのメニューが沢山あり、美味しそうな物ばかり。ちょこっとづつ全部制覇したい気分ですが、お腹がそれを許してくれず。そんな感じなので、ビュッフェはいつも残念な気持ちになってしまいます。もっと食べたいのに食べれない。沢山食べれる人がうらやましい。

朝の苔さんぽに出かけました

朝食を終えたら、予約していたアクティビティ「冬の苔さんぽ」へ。バスで渓流沿いに向かい、ルーペ片手に苔を見ながらお散歩です。時期的にこのアクティビティしか無かったので参加しましたが、思っていたよりは良かったかな。

奥入瀬渓流ホテル 朝の苔さんぽ
ルーペ越しに撮ってみた
奥入瀬渓流ホテル 朝の苔さんぽ
水が流れたままに小さな氷柱になっています
野生動物の足跡もみつけました

娘たちが仲良くしている姿を見ていると幸せを感じます。いつまでも仲良くしてほしいな。そして、いつも後ろからその姿を見て写真を撮っている私です。

チェックアウトして十和田湖&十和田神社へ

苔さんぽから戻り、最後にもう一度露天風呂を楽しんでから12時にチェックアウト。星野リゾートはチェックアウト時間が12時なのも嬉しいポイントです!

チェックアウト後、ロビーラウンジで次のルートと目的地をグーグルマップで見ていたら、十和田湖畔にあるパワースポット「十和田神社」を見つけました。良さそうなので行ってみたいけど、ずっと奥入瀬渓流の横の道を進まないと行けません。

雪道運転の素人でも行けるか、ホテルフロントで確認。すぐにホテルのドライバーに確認してくれて、道路は大丈夫だけど、神社の参道は雪が積もっていたら行けないかもしれないとの事。美術館へ直行するには時間があるので、とりあえず十和田神社に行ってみる事にしました。

十和田湖
十和田湖
十和田神社
十和田神社に到着です
十和田神社
参道の雪もこのぐらいだったので、問題無く歩けました
十和田湖

十和田神社の近くに「秋田県」の標識が!十和田湖は秋田県と青森県にまたがっていたのですね。思いがけずに初秋田県で嬉しくなりました。

今回の旅の最終目的地、十和田市現代美術館へ

十和田神社から行きと同じく奥入瀬渓流沿いを走り、そして奥入瀬渓流ホテルの前を通り過ぎ、この旅最後の目的地、十和田市現代美術館へ向かいます。十和田神社から向かうと意外と時間がかかり、美術館に着く頃には日が傾き始めてしまいました。

十和田市現代美術館 草間彌生

草間彌生のかぼちゃも雪に埋もれていました。

十和田市現代美術館-母と娘の青森アートな旅日記 Day3-十和田神社

圧巻なのは、ロン・ミュエクのスタンディング・ウーマン。ずっと見ているとその表情と存在感に怖くなってしまいます。

十和田市現代美術館 Yoko Ono

塩田千春さんの水の記憶。この作品は十和田湖にインスパイアされているとの事です。中庭のリンゴの木は、オノ・ヨーコさんのWish Tree for Towada。娘たちは短冊に平和への願い書いてボックスに入れてきました。願い事、かないますように♡

十和田市現代美術館

これ、とても印象的でした。テーブル&椅子に上って良いのかどうかわかりませんでしたが、穴をのぞいてみたら幻想的な世界が。

十和田市現代美術館 奈良美智

もちろん奈良美智さんの夜露死苦ガール2012もありましたよ。娘たちはここで同じポーズで写真を撮っていました。絶対にやると思いました!

建築の空間も良く、作品も興味深いものばかりで丁寧に扱われている感じが伝わってきて、楽しくて良い美術館でした。建築は、SANAAの西沢立衛さんです。娘はヨーロッパで、SANAA建築の学生寮(素晴らしい建物です!)に住んでいるので、日常のなんとなく馴染みのある雰囲気なのでした。

十和田市現代美術館~三沢空港

美術館の外はライトアップがされ青い光に照らされていました。寒くて外を楽しむ感じでは無かったので、急いで駐車場へ向かいます。

美術館から駐車場への道。カラスがうるさいなーと思って上を見ると、おびただしい数のカラスが電線に…。そして、何かの拍子に一斉に飛び立ちます。恐怖です。あまりの数にヒッチコックの映画を思い出すほど。そしてもっと怖かったのは、ふん。歩道の雪の上はふんだらけ。電線の真下は小走りで通り過ぎたいのですが、雪が凍ってすべりそうで無理。ふんの直撃を覚悟しつつ、気持ちは焦りながらも転ばないようにゆっくりと歩くしかありませんでした。

帰路は三沢空港から

青森の美術館をめぐる旅もこれで最後です。帰りは三沢空港からJALで羽田へ。十和田市から空港まではすぐ。暗かったけれど、青森最後の景色を楽しみつつ運転を。

何かちょっと小綺麗な外国のローカルな町みたいな場所もあるんだなー、って思ったら三沢駅周辺でした。やはり三沢基地があるからでしょうね。たとえ車で通り過ぎるだけだとしても、知らない土地をめぐるのは楽しいものです。

空港近くのレンタカーオフィスで車の返却をして、とても優しいスタッフの方が空港まで送ってくれました。今回の旅行には一緒に来れず、ワンコと留守番をしていた夫のためにお土産を買おうと思っていたのですが、何もない…!三沢空港はとってもローカルな空港だったのです。

レトロな空港のロビーで飛行機を待つ間、段々と現実に引き戻され、今回の旅の終わりを実感する事に。あまりに楽しい旅だったので、翌日からの現実に適応できるのか心配をしつつ帰路につくのでした。

さいごに

母と娘の青森アートな旅日記、いかがでしたか?

娘たちの冬休みにどこに行こうかと色々考えた結果、やっぱり奈良美智展が見たい!と思って青森へ行く事を決断。12月の青森って雪があるの??という事が一番心配だったけど、思い切って来てみて本当に良かったです!もう雪道も運転できる事がわかったので怖いものなしですよ。冬の北海道だって運転できそう。

青森は本当に本当に楽しかった!みなさんにおすすめできる旅の目的地です!

母と娘の青森アートな旅日記 Day1-青森県立美術館から弘前へ
母と娘の青森アートな旅日記 Day2-白鳥と星野リゾート・奥入瀬渓流ホテル

すっかり書くのを忘れていましたが、、、
1日目に奈良美智展で、2日目に奥入瀬渓流ホテルで見かけた女の子、3日目の偶然の遭遇はありませんでした。十和田現代美術館に行った時間が遅かったせいもあるのかな、とは思いますが、偶然が重ならずちょっぴり残念でした。

旅のプランニングはこちらも参考に!
青森の美術館めぐり:奈良美智展と星野リゾートを楽しむ旅のプラン-秋冬編
青森の美術館めぐり:奈良美智展と星野リゾートを楽しむ旅のプラン-秋冬編

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Life Style Consultant
ライフスタイルコンサルタント
不動産エージェント|宅地建物取引士

外資系IT企業勤務。以前は20年弱にわたりアパレル関連の小さな会社を経営。数えきれないほどのパリ出張経験で磨かれたセンスを活かし、旅行、アート、オーガニックや日々の事など、ライフスタイルにフォーカスした情報を発信していきたいと考えています。普段は家族と愛犬と過ごす時間を大切にし、ウェルビーイングのためのピラティスを日課に。

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