2023.10.24 2024.10.07

奈良美智展に行こう！青森県立美術館で2024年2月25日まで開催中

annabellebirds

奈良美智ファンでなくても必見の企画展「奈良美智: The Beginning Place ここから」が青森県立美術館でただいま開催中です！

追記：実際に青森県立美術館に個展を見に行ってきた記事はこちらから

青森は奈良さんの出身地でもあり、県内の美術館では多くの奈良美智作品に出合えるので、いつかは行ってみたい！と思っていました。この展覧会は他の美術館に巡回しないとの事なので、この機会に青森に行くしかないですね。青森への旅のプランはこちらの記事で書いていますのでぜひ参考にしてくださいね。

奈良美智: The Beginning Place ここから

展覧会に行く理由

奈良美智（Nara Yoshitomo）の大規模な個展が、青森県立美術館で開かれています。この展覧会は、奈良美智が歩んできた道のりをたどる貴重な機会であり、新作インスタレーションにも注目が集まっています。
さらに、合計約200点もの出品作品が展示され、奈良美智ファンのみならず、アート愛好者、そしてお子さまにもとってもワクワクする夢のような体験が待っています。

奈良美智は、その特徴的なスタイルと独自の世界観で知られる日本を代表する現代アーティストの一人です。彼の絵画やイラストレーションは、可愛らしいキャラクターが持つ独自の表情と深い意味を伴っており、幅広い世代から愛されています。
そして、この展覧会では、その奈良美智の作品が約200点も集まり、彼が歩んできたアーティストとしての道のりを、彼の生まれ育った青森で、紐解くことができるのです。

また、この展覧会は他の美術館に巡回しないとの事です。そうなのです、この展示を楽しむためには青森県立美術館を訪れるしかないのです。

開催概要

奈良美智: The Beginning Place ここから｜青森県立美術館

会期：2023年10月14日〜2024年2月25日
住所：青森市大字安田字近野185
電話番号：017-783-3000
開館時間：9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※2月17日（土）はナイトミュージアムにつき20:00まで開館
休館日：毎月第2、第4月曜日 (祝日の場合は翌日)、年末年始
料金：一般 1500円 / 高大生 1000円 / 小中学生無料

展示構成 – 奈良美智: The Beginning Place ここから

この展覧会は、奈良美智のアートの深い世界観を探求する5つのテーマで構成されており、彼の作品の新たな側面に触れる機会となっています。

家

奈良美智の作品にはしばしば「家」のモチーフが現れます。このテーマでは、初期作品から現代作品まで、「家」の象徴の変遷をたどり、その意味を探求します。奈良美智が「家」をどのように表現し、その背後に秘められたメッセージに迫ります。

積層の時空

近年の奈良美智の絵画作品やドローイングを通じて、作品におけるレイヤー（積層）の重要性が浮き彫りにされます。アートの中での時間と空間の積層は、奈良美智の作品にどのような影響を与えているのか、その深層を探ります。

旅

奈良美智は感性の源を求めて数々の旅をし、その旅から生まれた多様な表現を展示しています。写真や陶芸など、彼の旅の軌跡から生まれた作品に触れながら、彼の感性の多様性を体感できます。

NO WAR

奈良美智は「反戦」のテーマを掲げ、音楽との関係性や社会に浸透する作品を制作しています。このテーマでは、彼の作品が社会に与える影響や力について考察し、彼のメッセージがどのようにアートを通じて広がっているのかを探ります。

ロック喫茶「33 1/3」と小さな共同体

奈良美智が高校時代に通い詰めたロック喫茶の店舗を再現し、彼の創造の「はじまりの場所」の風景について考察します。この小さな共同体が奈良美智のアートにどのような影響を与えたのかを探り、アートの起源に迫ります。

展覧会の図録と関連本

青森まで足を運ぶのは難しいという方でも、カタログは持っておきたいものですね。そして、奈良美智ファンであればこのカーサブルータスは保存版です！

那須の自宅兼アトリエからこの青森での個展の写真や作品などが満載です。特に自宅のデスクや本棚にあるありとあらゆるモノまで気になってしまい隅々まで見てしまいました。作業場で座っているハーマンミラーのセトゥーチェアや、ハンス・J・ウェグナーのイージーチェアなども、椅子好きな私としては気になるものでした。展覧会に出ている作品の説明もあるのも嬉しいです。

Casa BRUTUS(カーサブルータス) 2023年 12月号[奈良美智と家]

奈良美智特集！Yoshitomo NARA at HOME 奈良美智と家好きなモノと暮らすインテリア、そこから生み出される作品とは。「家」=「HOME」という視点から奈良美智の世界を大研究。作品が生まれる場のインテリアから、ルーツや原風景、作品のアーカイブまで辿ります！ (#PR)