令和5年(2023年)の宅建試験が終わりました!不安と期待の気持ちで待つ合格発表
10月の日曜日、2023年の宅建試験を受けてきました! 試験前の1か月間、仕事が終わった後と週末は集中して勉強をしたおかげで、何とか合格圏内の点数が取れたと思います。それでも、自己採点の間違えや、マークシートの間違えがあったらどうしよう、今年の合格点が予想より格段に高かったら、などと、何とも言えない不安と期待を胸に、11月21日の合格発表を待つことになりそうです。 今日は、その宅建試験の概要と私の経験談を中心に、お話させていただきますね。
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宅建試験とは?
そもそも宅建試験とは何の資格なのでしょうか。
宅地建物取引士(通称:宅建士)試験は、不動産取引に関する法律やルールを学び、宅地建物取引業務に関わる国家資格を取得するための試験です。
宅建試験は、不動産業界でのキャリアを追求するための重要な一歩であり、合格者は法律と規制を遵守し、クライアントに対して専門知識を提供する能力、そして安心して取引が出来る事を証明します。
宅建試験の概要
試験内容
宅建試験は主に宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。権利関係(民法)、宅建業法、法令上の制限、税-その他の4分野の知識を学ぶことになります。
試験の内容は、おおむね次のとおりです
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
- 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
- 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
- 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
- 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
- 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
- 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
宅建試験は筆記試験として実施されます。問題は選択肢形式で出題され、試験合格には合格ラインを超える必要があります。
合格要件
合格するには、合格点以上のスコアを獲得する必要があります。毎年合格点は変動しますが、ここ数年は35点~38点で推移しています。試験の難易度によって点数の基準が異なることがあります。
試験日程
宅建試験は、年に1回の実施となっています。試験日程や申込み締切などの詳細情報は、不動産適正取引推進機構のウェブサイトで入手できます。
2023年(令和5年度)宅建試験日程
【試験日時】2023年10月15日(日)午後1時~3時
【合格発表日】2023年11月21日(火)午前9時半
私が宅建を受けた理由
ここからは、私の宅建受験ストーリーになります。
プロフィールにもある通り、以前は会社経営をしていました。そのようなパーソナリティなので、常に何か新しい事を始めたい気持ちをいつも持ち続けているのです。
かねてから建築や不動産経営に興味があり、新しいビジネスが出来るとしたら不動産関係で起業したいとの思いでいます。3年ほど前、夫が必要に駆らせて宅建試験の勉強をとある資格専門学校でしていたので、そのテキストを拝借して勉強をしてみたら、難しくて知らない事だらけだけど面白い!と思い、私も試験の申込をしたのでした。
その時は、確か3ヵ月弱でテキストを一通り読んだだけでの受験。もちろん合格点には到達しませんでした。そんなに簡単ではありません。そして、今年はタイミングが合ったので再受験したのです。
これまで女性として、また女性経営者として、どうしても色々と軽視されてしまい悔しい思いを沢山してきました。不動産購入を考えた時も、当時は知識が無かった事もありますが、理不尽な経験も。そのような事から、今後はしっかりと知識と資格を持って、不動産関連に挑みたいと考えての宅建受験です。
どのように勉強をしたか
どうしても限られた勉強時間しか取れなかったので、短期集中での勉強が可能なオンライン講座(STUDYING)を利用しました。どうにか1か月強で、全ての講座を完了する事が出来ました!我ながらすごい集中力だったと思います。問題を解いては、すぐにその解説を読み理解を深める、を何度も繰り返すSTUDYINGの学習スタイルは、独学の私にはぴったりでした。
実は、8月に中小企業診断士の試験を受験していたので、その結果が出るまでは宅建の勉強に取りかかる事が出来なかったのです。中小企業診断士は、日本版MBAとも言われる経営に関する国家資格です。そちらは7科目あり、全科目合格すると2次試験に進みます。その2次試験が宅建試験の翌週だったので、もしも合格したら宅建の受験は諦めるつもりでした。
中小企業診断士は、7科目中3科目の合格だったので、残念ながら2次試験には進めませんでした。自己採点で分かってはいたのですが、通知が来るまでは宅建の勉強を始める事が出来なかったので、宅建は超短期集中となってしまったのです。
中小企業診断士で経営法務の勉強もしたからか(この科目は合格!)、宅建の民法はすんなりと頭に入ってきて驚きました。民法の考え方が少し理解できるようになったという事だと思います。わからなかった事がわかるようになるって、自分の中で小さな自信につながり、嬉しいものですよね。
1ヵ月もの間、仕事の後の時間と週末もずっと勉強をさせてくれた家族には感謝しています!
独学出来る!おすすめのオンライン宅建講座
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試験会場選びは重要です!
宅建試験は会場は申込時に選ぶことが出来るのですが、今回は少し遠かったのですが、パシフィコ横浜の会議センターを選びました。これは大正解!やはり綺麗ですっきりとした会場での受験は気持ちが違います。椅子も机も快適でした。
前回は自宅から近いという理由で某大学で受験したのですが、椅子が固く、前後左右との距離が近すぎて窮屈で、さらには、前の人の頭が目の前にある感じがとても気になったのです。試験会場選びは意外と大切ですので、可能な範囲で情報をリサーチをしてから申し込む事をおすすめします。
合格したら次にすること
宅建試験に合格したら、登録が必要になります。
既に宅建業の実務経験が2年以上ある人は、すぐに登録が出来るのですが、私のように未経験の場合は、国土交通大臣の登録を受けた講習を行う登録実務講習実施機関での登録実務講習の受講が必要となります。
試験が終わり自己採点をした時点でこの講習に申し込もうかと調べていたら、夫に「合格が決まってからでも遅くない」と言われてしまったので、まだ申し込みをしてません。もし合格していなかったら落胆もひどいので、先走るのはやめといた方が良いとのアドバイスです。確かにそうですね。めずらしく夫にしたがう事にしました。
合格発表まであと数週間、何とも言えない不安とこわさをかかえて待つことにします。なんとか合格していますように。。。
まとめ
宅建試験を受けたみなさまは、それぞれの受験ストーリーがあるかと思います。11月21日の合格発表までは、不安と期待を胸に待つことになりますね。どうぞみなさまにとって良い結果になりますように。。
(→ 合格発表後にこちらの記事を書きました。)
また、これから宅建試験を受けるみなさまには、少しでもこの記事が参考になれば嬉しく思います。